おぎやはぎが出演するCM「カップラーメン・茹でたて名人」にて多加水麺!なんて言葉がかっこよく出てきます。
しかし、どれだけの人がその意味を知っているんでしょうか?
知らなかったらググれ!とでも言ってるんですかね。
早速エースコックの思惑通りにググって見ました。
すると、多加水麺とは「麺の中の加水率」の割合によって呼び名が変わる事がわかりました。
一般的には「40%以上」の加水率なら、多加水麺と呼びます。
てかそもそも、加水率ってなんだよ!?って話なんですが、
簡単に言うと、麺の中にどれだけの水が含まれているか!?の数値です。
麺を作る際に、水を入れる量によって変わる所になります。
ここが職人の腕の見せ所で、どのくらいの水を混ぜるのか!?
目分量で勝負する所も多くあります。
多加水麺の特徴は、食感と見た目がもっちもちのテッカテカになります。
スープには絡みにくい麺と言われていて、保存性があまりありません。
その代わり、元から水を多く含んでいるので「途中で伸びにくい」です。
濃厚なスープのラーメンには、こういった多加水麺のほうがマッチするかもしれません。
好みもありますけどね。
私が好きなのも多加水麺です。
http://www.youtube.com/watch?v=2Q1Y1vRDK9k
地方によっても特色があって、多加水麺が主流の地域は東日本。
特に北海道~東北辺りがこれに該当します。
ちなみに、加水率が低いと「低加水麺」と呼びます。
30%を切るものは全て低加水麺となります。
この低加水麺の特徴は、多加水麺の真逆です。
スープに絡みやすく保存がききます。
しかし、水分が少ないのでスープを良く吸い「伸びやすい」特徴があります。
濃いスープだと、それを吸って麺もちょっと味が濃くなります。
それが好きな人もいるみたいですが、普通は味の薄いスープ(塩ラーメンなど)と合わせて出されます。
これはどっちかというと西日本のラーメンで主流で、個人的にはあまり好きじゃありません。
もちろん、これが好きな人は好きですよ!
美味しくないって事ではないですので。