トヨタ自動車では、平成27年度の技術職採用枠を大幅に拡大するようです!
正確に言えば「800人だった所を1,300人」へ。
といっても、そもそも工場ではお馴染みの技能職、
まったく知らない方は、何をする仕事なのか詳しくわかりませんよね(^-^;)
そこで今日はこれを記事にしていこうと思います。
技能職ってなんじゃらほい?
良くいえば「職人、匠」ですし、
悪くいえば「作業員」になります。
主に高卒や専門学校卒の枠ですね。
大卒や院卒は「管理職」がセオリーです。
近年の工場ではロボット化が進み、ボタンを押せば勝手に製品が出来上がってきます。
大変便利なんですが、その製品に対する工程を知っていないと、
トラブルが発生した際に対処出来なくなるんです。
これが今、トヨタ自動車が問題視していることです。
トヨタ自動車が「ものづくり」のカギを握る職人技の伝承に力を入れている。工場での製造作業に従事する技能職の採用を増やし、ベテランによる育成も強化する。熟練技能職の大量退職が続く中、技術伝承を途切れさせない狙いがある。日本最大の製造業であるトヨタの取り組みは産業界に影響を与えそうだ。
愛知県田原市のトヨタ田原工場。ロボットの先端についた棒状の加工部が鉄板をしごき、くぼみを作っていく。加工具合に合わせて角度や力加減を微妙に変化させるロボットの動きは、「匠(たくみ)」と呼ばれる熟練技能者の動きをデジタル解析し、プログラミングすることで実現した。
「(人の)技能は(機械などの)技術を進化させる重要な部分。そのためにも人の技能をどんどん高めなければならない」(トヨタ幹部)。完成したパーツはレクサスのスポーツクーペ「RCF」に搭載されている。自動化が進む現在でも「人の技」が製造現場を支えることに変わりはない。
引用元⇒産経ニュース http://www.sankei.com/economy/news/150405/ecn1504050007-n1.html
技術の伝承って何すんの?
若手にボタンの押し方ではなく、工程を教えることになります。
職人の教え方をどう統一していくか、マニュアルはあるんでしょうが、
一番難しいところはそこかな~と思います。
私も工場勤務の身なのでよくわかるんですが、
製品の状態によって、工程って少し変わっちゃうんですよね(^-^;)
この職人技の伝承は非常にむずかしいですし、現在私も苦労している所です。
マニュアル通りにはいかないんですよ・・・。
だからトヨタ自動車も苦労してるんでしょうけど。
給料はどのくらい貰えそう?
冒頭で話したとおり、基本的には高卒枠です。
初任給は基本給が約16万円だそうです。
思ったより高くないですね(-0-;)
まぁでも、技術職ってコツがわかると楽しいもんですよ♪
楽しみを仕事に求めるのもアリだと思いますよ~!