近頃「ベースロード電源」という言葉をよく耳にします。
当たり前のようにメディアでも使われていますが、
そもそも何のことを指しているのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今日は、そこらへんについて記事にしようと思います。
ベースロード電源の意味とは?
電力会社で作る電気の「安定」を司る部分になります。
過去にベース電源、などの呼び名でも呼ばれていましたが、
現在ではベースロード電源で統一されたようです。
安定とはどういった意味かというと、
昼夜、季節問わずに発電し、供給できる電力になります。
これに適しているのが「原子力発電」「石炭火力発電」です。
このほかにも「地熱発電」「水力発電」等もありますが、一番安定的なのは上の2つです。
そして今このベースロード電源の割合を、
2030年の時点で4割から6割に増やすという話が出ています。
多くの諸外国が6割なので、日本も遅れないように・・・という理由が報じられましたが、
これも理由としてどうなの?と思いました(^-^;)
将来的に必要な電力量が増えるのを、どうやって技術で節約するかが大事なのでは・・・。
まぁそれは置いておいて、
ということは!原子力発電を今より推進していこう、という意思にとれます。
安部政権では原子力発電を推し進めるようですが、
過去の大問題が起きてから、安全面では未だに不安が残りますよね・・・(^-^;)
新エネルギーである太陽発電が活用できれば一番なんですが、
安定的では無いから難しいんですよね~。
額賀氏は「徹底した省エネをやる、原子力は縮小していく、再生エネルギーは最大限活用していくという基本的な考えのもとに提言をまとめた」と指摘。首相は「安全性や安定供給、電力料金の抑制などを考えながらしっかり議論したい」と応じた。
引用元⇒産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150407/plt1504070034-n1.html
う~ん、どうなんでしょうか。
額賀氏は明確に原子力の縮小を訴えていますが、
安部総理はすぐには首を縦には振りそうもないですね。
原子力以外に頼るとなれば「石炭火力発電」なんですが、
現実的にはどうなんでしょうか?
結論から言えば、十分可能のようです。
石炭を燃やした熱量でタービンを回して、それで発電するんですが・・・
このタービンの効率を高めることが今後更に重要になってきます。
今でも十分の効率を出せているんですが、どこまで極められるか?
日本の電力の今後は、そこに懸かってくるのかもしれません。