花筏(はないかだ)について、皆さんはどんなものかご存知でしょうか?
その名の通り、花びらのイカダが出来ている状態を表しています。
桜の花が散り、池に浮かんでいる様はまさに「花筏」です。
有名なのは、さいたま市で行われたイベントでの大掛かりな花筏です。
この花筏という言葉、春の季語として親しまれ、その言葉は室町時代よりも前から存在していたそうです。
もちろん季語ですので、俳句の中に入れて使うことも出来ますよね。
試しに私、駄作ながらも俳句を作ってみました。
「ふと想い 視線を落とせば 花筏」
いや~、俳句なんて学生時代にしか作りませんでしたから、久しぶりに作ると恥ずかしいものですね(^-^;)
皆さんも、ここで一句詠んでみてはいかがでしょうか?
さて、花筏について調べていたら、面白い事がわかりました。
なんと、季語としてだけでなく、そのままハナイカダという名前の花があるようなんです。
特徴としては、日陰で湿気のあるところを好む、ちょっと変わった花という事です。
そして、面白いのはその花の咲く位置です。
葉っぱの上にチョコンと何か乗っているのがおわかりですか?
そうです。
これがこのハナイカダの花なんです。
申し訳無さそうに咲いているところが独特、かつ斬新です(^-^;)
若葉については、山菜と同じように天ぷらにしたり、茹でたりして食べられるそうです。
以上、花筏の季語や俳句についての使い方、番外編でハナイカダについてでしたo(^-^)o