今、日光白根山が噴火しそうな山として名前が挙がっているのをご存知ですか?
もし噴火したらどうなるのか?2015年度中に噴火する可能性などを探っていこうと思います。
場所が、あの御嶽山と近いのも恐いですよね(^-^;)
もし噴火したらどうなっちゃう?
中規模噴火の場合は、こんな情報があります。
中規模のマグマ噴火が発生した場合、片品村側に最大到達距離が13キロの火砕流が発生する可能性がある。
火砕流とは、簡単に言えば「マグマ」です。
片品村といえば、豪雪地帯で有名な地域ですね。
地図で確認すると、日光白根山の左側に位置する場所のようです。
また、噴火状況によって被害は大きく変わるみたいです。
水蒸気噴火では、火口から半径1・5キロの範囲で噴石が飛ぶ恐れがあり、マグマ噴火では、半径3キロ圏内で噴石の影響があるとした。
マグマ噴火で火砕流が発生すれば、最大到達距離は7キロになり、積雪が1メートルほどある時期なら融雪型の火砕流となって、到達距離は13キロに及ぶとした。
これを元に計測してみた結果、国道120号線の日光白根山沿いは3キロ圏内にあるため「完全に封鎖」されます。
噴石が降ってきて、道路が破壊されるでしょうから・・・
復旧にも半年~1年近くは掛かるものと思われます。
また、火砕流の到達距離7キロについても調査してみました。
するとわかったのは、付近の温泉街が軒並み7キロ圏内だということ。
これはマグマが侵入してきて、もう完全にぶち壊される状況です。
さらに、群馬県沼田市と日光を結ぶ国道120号線が封鎖されるので、
観光名所で有名な日光への客足にも、大きく影響がありそうです。
物理的なものだけでなく、経済的なダメージも大きいようです。
2015年度中に噴火する可能性は?
実は最近、本州で御嶽山を除いて唯一の「噴火警戒レベル」が2に引き上げられました。
これの内容は、火口付近への入山規制になります。
つまりそろそろヤバいかも?と、国が管理に気を付けている山です。
そこから考えて・・・私の噴火予想では「40%~50%」の確率です。
正直かなり危ないと思います。
国が発表しているだけあって、緊張感は他の山より群を抜いています!
毎月上旬に気象データ(PDFファイル)を気象庁が発表しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?