生理食塩水とは、人体の体液の塩分濃度と同じ濃度に合わせた「刺激の少ない水」のことですね♪
この生理食塩水を使って、鼻の洗浄だったり肌の洗浄に利用したりしますね。
今回は誰でも作れるような簡単な作り方と、飲む場合に作る経口補水液についても紹介していきます!
生理食塩水の簡単な作り方とは?
まず定義からお話します。
難しい話なので、ココは知らなくてもいいや!って方は読み飛ばしちゃってOKです♪
塩分濃度が「0.9%」の物を生理食塩水と呼びます。
これの意味は「100mLに対して、0.9gの塩分が溶けている状態」になります。
表記を直すと「0.9g/100ml」⇒「9g/L」のようになります。
計算方法は、作りたい生理食塩水の量(単位はml)に0.9を掛ければ出てきます。
例えば500mlペットボトルの場合は「5×0.9 = 4.5g」の塩分を溶かせば、生理食塩水が出来るわけです!
また、塩分は食塩など自分の好きな塩で大丈夫なようです。
水については、きれいな水を使用します。
ミネラルウォーターか、水道水の場合は10分程度沸騰、殺菌した水を使用しましょう。
・・・とまぁ、定義はこんなところです。
さて、計算が面倒な方のために・・・塩分量を箇条書きで書いていきますね。
・100mlの場合 ⇒ 塩分0.9g
・200mlの場合 ⇒ 塩分1.8g
・300mlの場合 ⇒ 塩分2.7g
・400mlの場合 ⇒ 塩分3.6g
・500mlの場合 ⇒ 塩分4.5g
・1Lの場合 ⇒ 塩分9g
・1.5Lの場合 ⇒ 塩分13.5g
これだけ書けば大丈夫ですよね!
自分の作りたい量に合わせて、塩分を調整して下さい。
また、基本的に作り置きには向いていないので、使いたい量をその都度作るべきです。
ちなみに、小さじ大さじスプーンでの食塩の量も記載しておきますね。
・小さじ1(5cc)の場合 ⇒ 食塩5gに相当 砂糖3gに相当
・大さじ1(15cc)の場合 ⇒ 食塩16gに相当 砂糖9gに相当
ぜひ参考にしてみて下さい。
飲む場合は経口補水液!どんな飲み物?
こちらは食塩と砂糖を混ぜたものです。
一説によれば、スポーツドリンクよりも水分補給に適している飲み物とされています。
スポーツの後や、日常の水分補給の機会に最適なんです。
また、100%ジュースと混ぜることで味も良くすることが出来ます。
100%じゃないと成分が崩れるので注意ですよ。
簡単な作り方は?
こちらも作りたい量でわかるように、箇条書きにしていきますね。
・100mlの場合 ⇒ 食塩0.3g、砂糖4g
・500mlの場合 ⇒ 食塩1.5g、砂糖20g
・1Lの場合 ⇒ 食塩3g、砂糖40g
・1.5Lの場合 ⇒ 食塩4.5g、砂糖60g
注意点としては、味を良く出来る利点がありますが「元はマズい飲み物」です。
また、ジュースのように一気に飲むものではなく、少しずつ1日かけて500ml~1Lを飲むくらいでOKです。
子供に対しては特に、スポーツドリンクよりもこちらの経口補水液のほうが水分補給に適しています。