赤ちゃんの貧血といえば、軽度であれば必ずと言っていいほど起こるものです。
しかし重度の症状になってしまうと、ちゃんと治療しなければ今後の発育にも悪影響を及ぼしてしまいます!
そこでこの記事では、貧血の代表的な症状や、お母さんが出来る効果的な治療法について書こうと思います。
赤ちゃんの貧血!?みんながなるもの?
生まれてすぐの赤ちゃんの場合は、「生理的貧血」という症状が現れる場合が多いです。
これは文字通り「生理的」な現象なので、ほぼ全ての赤ちゃんがなる貧血です。
主に、生後2、3週間~2ヶ月くらいまでの間に起こる症状になります。
この生理的貧血になってしまう原因は、
一時的に赤ちゃんが、血液を作る能力が無くなってしまうからなんです。
身体を大きくすることに注力するので、どうしてもこの期間は血液が作られない状態になります。
これが生理的貧血の原因です。
その他に、生後半年~離乳が完了する期間までは「鉄欠乏症貧血」になる可能性があります。
これは赤ちゃんがおなかの中にいた期間に、お母さんからもらった鉄分の貯金が身体の中から全て無くなってしまって、
食事でうまく鉄分を摂取できない期間に起こりやすい貧血になります。
母乳だけでは必要な鉄分が摂取出来ない為、離乳をうまくサポートしてあげるのが大事ですね。
症状はどんなものがある?
まだ喋れない期間は、親が赤ちゃんの状態をチェックしていくしかありません。
主な症状は以下の通りです。
・心拍数が上がって呼吸が浅くなる
・哺乳力の低下(食欲の低下)
・顔色が悪い
・生気がない
小児科医でさえ気付かないケースもあり、血液検査をすることで症状が確定します。
普段からの変化に気付けるお父さん、お母さんの働きが大事なのがわかります。
治療法はどんなものがあるの?
生理的貧血の場合は基本的に、シロップ状か錠剤の薬を使っての治療になります。
軽度の場合は自然と治る場合も多いんですが、重度になると治療が必要です。
鉄欠乏症貧血の場合は、同じく薬を使っての治療法や、食事療法などが挙げられます。
食事療法では、レバーや赤魚料理を多く食べさせるようにしましょう。
赤ちゃんの好みに合わせて、鉄分の多い食事を作るのが一番効果があります。
ちなみにレバーの料理方法ですが・・・、
一般に、弱火でレバーを長時間調理すると苦みが増すため、料理のコツは、レバーを高温(約200℃)の油で短時間で揚げれば苦みを封じ込めることができ、おいしく食べられる(NHK「ためしてガッテン」)。あるいは、レバーをみじん切りにし、ミンチに混ぜるのも一法である。
引用元⇒http://www.ebara-clinic.jp/topics/
といった工夫方法もあるので、試してみてはいかがでしょうか?