冥王星の探査を進める為、NASAの一大プロジェクト「ニューホライズン」が進行しています!
今回の目的は、冥王星の全容を捕らえたカラー写真を撮ること!
人類初のこの偉業は、月に初めて人が行ったときのようなスゴイことだと思います。
正確には、ニューホライズンが冥王星に到着するまで、あと1ヶ月先とされています。
冥王星ってどういう星なの?
直径が2,320kmという大きさで、実は月よりも小さい惑星です。
地球と月の関係のように、冥王星にも衛星でカロンという星が近くにあります。
冥王星の組成については、カロン側がメタンの氷で覆われていて、反対側は窒素と一酸化炭素の氷で覆われています。
総合すると、全体的には氷に覆われた惑星となっていますね。
太陽からかなり遠い位置なので、当たり前です(^-^)
平均表面温度はマイナス200℃を下回るとされています。
冥王星ってどのくらい遠いの?
地球から30億マイル先とされています。
1マイルが「1.609km」なので、1.609 × 30億 = 48億2700万km という距離にあります。
果てしない距離ですね(^-^;)
宇宙学では光速で表すので、光速にする場合は「1光年 = 9.4605284 × 1012 km」で割ります。
48.27 × 10⁸ / 9.4605284 × 1012
= 5.10225200528 ×10⁻⁴
= 約0.00051光年になります。
計算して光年で表すと、結構近く感じますね!
それでも、ニューホライズンで9年半もの渡航時間が掛かっているので、
人類の宇宙船開発にはまだまだ課題が山積みです。
6月14日現在で公開されている写真は?
現在は、小さく写された冥王星とカロンのカラー写真が公開されています。
ほんのり茶色のような、黄色のような。
そんな色をしていますね。
これから徐々にもっと鮮明な写真が公開されるはずなので、続報を待ちましょう♪
ニューホライズンが冥王星に到着するのはいつ?
今からちょうど1ヵ月後の「7月14日」が到着予定日です。
その時点では、人類初の冥王星の全体を写したカラー写真が公開されることでしょう!
待ち遠しいですね~。