喉頭がんといえば、初期症状の現れにくいものとされています。
そんな中でも、なんとかして症状に気付けないものなのでしょうか?
さらに、もしも喉頭がんになってしまった場合、生存率はどの程度なのかも書いていこうと思います。
喉頭がんの代表的な初期症状は?
喉に異常が現れる場合が多く、喉の違和感や声がかすれて治らない等の自覚症状があります。
また、がんの出来る場所によっては、難聴気味になったり中耳炎になったりもします。
さらには肩にしこりが出来て、だんだんと肥大化してくることもあります。
以上をまとめると、喉から耳にかけての異常が現れるパターンが多いですね。
喉頭がんは、年齢が50歳以上の男性が比較的多く発症する「がん」になります。
それにしても、肩にまで異常が現れるとは驚きですね(^-^;)
喉頭がんの検査方法は?
検査方法ですが、病院にてファイバースコープを使った検査が一般的です。
鼻に麻酔をかけた後、そのまま鼻から挿入して調べるので、感覚がないまま痛みも無く終わります。
また、もしも喉頭がんがある場合、食道にもがんが転移しやすいので「胃カメラ」も一緒に行なう事が推奨されます。
身体にしこりがある場合はその一部を採取して、病理検査というところでがん細胞の有無を検査します。
もし喉頭がんだった場合、生存率はどのくらい?
これはがんの進行ステージによって分けられます。
・ステージⅠ 約95%
・ステージⅡ 約90%
・ステージⅢ 約70%
・ステージⅣ 約60%
以上のことから分かるように、がんの中でも比較的生存率の高い種類になります。
また、ステージⅠに至っては「放射線治療のみ」でほぼ完治すると言われています。
ちなみに、がんの進行ステージとは・・・
・ステージⅠ
がん腫瘍が筋肉の層に侵食してきた段階。
がんの初期段階です。
・ステージⅡ
がん腫瘍が、筋肉の層をかなり侵食している状態。
少しがんが進行してきている段階です。
・ステージⅢ
がん腫瘍がリンパ節へも侵食してきた状態。
ステージⅡと比較すると、一気に深刻化してくるのがこのステージⅢです。
・ステージⅣ
がん腫瘍が他の臓器へも転移を始めた状態。
がんの進行ステージの最終というところで、一番マズい段階です。
という内容になっています。
いかがでしたか?
喉頭がん・・・初期症状がわかりにくい場合も多いんですが、症状が出た場合は早急に医療機関を受診しましょう!
初期であればあるほど、完治・生存の可能性が高いがんです。
普段から気をつけて、軽い症状でも見逃さないようにしていきたいものですね。