日本には春夏秋冬と、四季がキレイに分かれていますね。
当たり前ですが、夏は暑いし、冬は寒くなります。
しかし、なぜ季節によって温度が変わるのでしょうか?
当たり前すぎて考えたこともなかったという方も、結構いるのではないでしょうか?
地球と太陽との距離が変わる?
たぶん大雑把に、こう思っている方も多いのではないでしょうか?
地球は太陽の周りをグルーっと回っているので、回っている途中に近づく時もあれば遠くなる時もある。
もしそうであれば、単純に暑い期間と寒い期間が出来ますね。
でも、よ~く考えてみて下さい。
太陽の周りを回っている地球が、果たしてそんなにいびつに回るものでしょうか?
もしもそんな変な回り方をすれば、地球は公転の軌道上から外れてしまうでしょう・・・。
ということで、太陽との距離は変わりません!
では季節の温度変化には、一体何が関係しているのでしょうか?
夏は日が長く、冬は日が短いのはなぜ?
夏だと夜の19:00くらいまでは明るいですよね。
でも反対に冬なら、17:00くらいには暗くなり始めます。
なぜこうなるかというと、太陽と地球の角度の変化によるものだったんです。
簡単に言うと、夏は普段よりも上方向から太陽の光が差します。
冬であれば、普段よりも斜め方向から太陽の光が差すようになります。
ということは、太陽が日中顔を出している時間にも差が出てくるという事になります。
これが、季節によって日が暮れる時間が変化するメカニズムです。
温度変化の正体は、実は太陽との角度!
実はこの角度が非常に重要で、地面に対してまっすぐ光が入れば入るほど、温度・気温は上昇します。
それだけ太陽の熱を、地面が吸収するんですね。
地面が吸収した熱を、今度は大気中に放出することで気温が上昇します。
もし太陽の光が斜めに地面に差し込んだ場合、地面に入り込む光と、そのまま水平線の向こうに通り過ぎる光が出来ます。
つまり、冬は地面に吸収される太陽の熱が・・・夏の時より少なくなるんです!
これが季節によって温度が変わるメカニズムの正体です。