インスリン注射と聞くと、まだまだ恐怖心が先に出てしまいますが・・・。
糖尿病を改善するための、非常に有効な手段であることには変わりません。
しかも、インスリン注射には色々な種類があるってご存知でしたか?
さらに心配される、副作用についても記事にしていきます。
インスリン注射って何?
糖尿病の方が、食事療法や運動療法でも血糖値の改善が十分に出来なかった場合にする、
薬物治療法になります。
最近では早めにインスリン治療を行なって、早期回復に努める場合も多いようです。
インスリンは注射するタイプと、錠剤タイプの2種類があります。
インスリン治療は薬物療法になるので、
過剰摂取を避けるために、血糖値の改善がある程度進んだら辞めるようにします。
インスリンの種類はどのくらいあるの?
効果が効き始めるスピードと持続性により、細かく分けると8種類程度にもなります。
即効性があったり、持続性が高かったりとそれぞれに特徴があります。
一番即効性があるものだと、注射後10分で効果が現れるそうです。
そういったものは持続性に乏しいので、緊急用のような位置付けになるかと思います。
自分の容体に合ったインスリンの種類を選択して、普段の生活に異常をきたさないようにしたいですね。
注射する方法は?
自分でお腹に注射する方法が一般的です。
自分でやるということで、不安もかなり出てくるかと思いますが・・・。
医師からの指示通りに注射すれば大丈夫なので、しっかりと説明を聞きましょうね。
安全性、痛みは大丈夫?
用量をしっかりと守れば、安全性については大丈夫です。
注射時の痛みについても、針が極細のため痛みを感じる事はありません。
どのくらい針が細いかと言うと、普通の注射針の「約3分の1」の細さです。
普通の注射針でも0.7mmくらいの太さなので、インスリン注射の針はかなりの細さなのが分かるかと思います。
副作用はあるの?
血糖値を下げるのがインスリンなわけで、下がりすぎると低血糖症という事態が起こりえます。
これを防ぐには、血糖値を測定しながらインスリン注射をしていくのが望ましいです。
また、稀にインスリン抗体を身体が作ってしまって、血糖値のコントロールがかなり難しくなってしまう、
そんな状態になってしまう場合があります。
ただしこれは、かなり稀な副作用のケースです。
その他、毎回同じ場所にインスリン注射をしていると、
「インスリンリポジルトロフィー」という症状が出ることがあるそうです。
これは、皮膚の変化が起こってしまっている状態を表します。
こうなってしまうと、インスリン注射をしても効果がうまく出てこなくなるようです。
そんな時は、少し場所をズラして違う場所に注射すると良いようです。
いかがでしたか?
インスリン注射って、かなり怖いものってイメージがありましたが・・・。
こうやってみると、きちんと注射の方法などを知っていればそこまで怖くないことがわかります。
糖尿病を改善するために、インスリン療法も早めに検討していくと良いようです♪