企業勤めの方でこの言葉を聞いたことが無い人は、恐らく居ないんじゃないでしょうか?
セクハラ、パワハラ、マタハラ!
全てハラスメント関係の略語ですね。
良く聞く言葉ですが、そうなってしまう基準は一体どうなっているんでしょうか?
これを踏まえた上で、上司と部下の正しい関係についても調べていきます。
セクハラ、パワハラ、マタハラって何の略語?
全てハラスメントにつながる言葉になっています。
・セクハラ⇒「セクシャルハラスメント」
主に性別について差別、罵倒するような言葉や行動のことを指します。
ハラスメントの代表格であり、基準が非常に曖昧なのが特徴です。
・パワハラ⇒「パワーハラスメント」
社長や上司、先輩等が部下に対して断り辛い状況である上で、嫌な事を命令されることを指します。
仕事上、仕方の無い場合もあったりしますが・・・これにセクハラまで加えた、卑劣なハラスメント行為もあったりします。
・マタハラ⇒「マタニティーハラスメント」
妊婦の方や産後間もない方への、心無い言葉や行動などを指します。
仕事などに支障をきたしてしまう場面も出てくる為、会社側でも相応の理解が必要になってきます。
セクハラになる基準は?
重要な基準ラインは基本的に、「言われた側、された側が不快に思うライン」です。
やった人や言った本人にそのつもりが無くても、受け取った側次第ではセクハラに分類されます。
最近では、女性に対して「髪切った?」という言葉だけでも、相手によってはセクハラ扱いになってしまうようです。
自分が相手にどう思われているのか?しっかりと見定めた上で行動していく必要がありますね。
パワハラになる基準は?
例えば社長や上司から飲みに誘われる、そんな場面は社会人になったら一度や二度では済みません。
そういうのが好きな人なら嬉しいばかりだと思いますが、それが苦手な人だって多いんです。
なので誘いを断ったら、翌日から自分に対する態度が一変した・・・。または評価に響いた。
これはパワハラに当たりますね。
権力がある人は、自分が部下に無理強いしていないか?再度確認が必要のようです。
マタハラになる基準は?
妊娠したから、仕事を長期的に休まなければいけなくなった・・・。
すると会社側から「正社員のままだと置いておけない」や、自主退職を強要された等など。
こういうものはマタハラに当たります。
女性の社会進出は進んでいますが、会社側の理解力はまだまだ追いついていないようです。
そういった事の事前確認なども、必要になってくるのかもしれません。
上司と部下のあり方とは?
ハラスメントに抵触せず上手に付き合うには、相手に合わせる包容力が大事なんだと思います。
相手から不快に思われていると感じたら、静かに身を引くなどの事も時には必要です。
また、上司がセクハラに気付いていない場合は冗談っぽく「それセクハラですよ~(^^)」と言うなど、
向こうに気付かせてあげる事もアリだと思います。