大腸ポリープといえば、ガンになる可能性もある怖い症状ですね。
でもこれ、しっかり確認すれば初期症状はチェック出来るんです。
またポリープの切除後に、食事で気を付ける事についても覚えておきましょう!
大腸ポリープってなに?原因は?
大腸の中に出来る腫瘍のことで、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープの2種類に分かれます。
腫瘍性ポリープは、大きくなるにつれてガンを含む可能性が増えていく危険なポリープです。
大腸がんの元になるのはこの「腫瘍性ポリープ」です。
非腫瘍性ポリープにはガンを含む可能性がなく、良性のものしかありません。
炎症が治ったあとに出る、炎症性ポリープなどもこちらに該当します。
もし大腸ポリープだったとしても、こっちならまだ安心ですね。
この大腸ポリープが出来る原因には、生活習慣と食生活が密接に関係していると言われています。
高カロリー・高脂肪の食事をとり、食物繊維の少ない食生活を続けると、便が身体に溜まりやすくなります。
これがポリープ・発ガンに発展するとされているんです。
初期症状にはどんなものがあるの?チェック方法は?
一番目に見えてわかるのが「血便」です。
大腸からの出血の場合、赤い潜血というよりは「黒い血便」であることが多いです。
目で見てもわからない場合がありますが、便潜血テストを受けて確実に発見することが可能です。
健康診断でも便のテストをしますが、気になる方は検査キットを取り寄せてチェックすることも出来ます。
ポリープ切除後の食事で注意することは?
切除した当日は「お粥、柔らかく煮たうどん」「半熟卵、白身魚」など、消化の良い物を食べるようにしましょう。
また、2~3日は辛い刺激物、高脂肪・高カロリーな食べ物は控えましょう。
切除した場所が痛む恐れがあります。
それと、1週間程度はアルコール類も禁止です。
消化の良い物を食べながら、ゆったり過ごすようにしましょう♪
運動についても注意が必要で、腹圧が掛かるような運動は厳禁です。
ジョギングや水泳、ゴルフなども危ないので術後1週間は自粛するようにしましょう。
お風呂は長風呂せず、2~3日はシャワーだけで済ますのも大事です。