春霞 たなびく山の 桜花 見れどもあかぬ 君にもあるかな
現代訳 春霞がたなびく山の桜花のように、いくら見ても飽きないあなたです
この季節に詠みたい美しい和歌ですね。
練習したい方の為に、読み仮名も記載しておく事にします(^-^)
「はるがすみ たなびくやまの おうか みれどもあかぬ きみにもあるかな」
ところで、春霞ってどんな状態だかご存知ですか?
これがわからないと、せっかくカッコイイ事を言っても想いが伝わりませんよ~(>_<;)
もし、このような桜を思い浮かべていた方、違いますよ~!
桜も満開で視界クッキリじゃないですか!要注意です!
たしかにかなりキレイな桜の写真で、見ても飽きない状況は同じかもしれませんが・・・。
まず、春霞とはどういったものか見る必要がありますね。
霞んでいるんですよ~。
モヤモヤっと(笑
という事は・・・。
こういう状況ですね(^-^)
この霞んだ風景に、桜花が山々に広がっている状態をプラスします。
うまく頭の中でイメージ出来たでしょうか?
では正解の画像を載せます。
春霞がたなびく山の桜花とは、
こういった風景を言うんです!きれいですよね。
そうです。その名の通り、春に霧が発生している等で「霞んで見える状況」を指します。
正確に言うと、視界が1km未満なら霧と呼び、それ以上なら靄と言います。
つまり、ある程度風景は見えるけれど、ちょっと霞んでいるな~くらいになりますね。
たしかにこれだけ綺麗な写真を見ると、飽きない気持ちがわかります。
これでかっこよく、状況も交えた上で今気になる人に詠めますね(^-^)v
言われても「?」になっちゃう鈍感さんには、ちゃんと説明も加えて教えてあげて下さいね!
コロッと来ちゃうかも!