さて、梅雨の時期に欠かせないものとして除湿機が挙げられますよね(^-^)
ジメジメしているから、ずっと付けっぱなしなんて家庭もあるのではないでしょうか?
では、除湿機を使うメリットってどんなものがあるかわかりますか?
湿気対策はもちろんなんですが、湿気を取ることで得られるメリットや使用方法を3つご紹介します。
1.除湿することで風邪等のウィルスの繁殖を防ぐ
病原体となるウィルスは湿気が大好きです。
除湿機で部屋の湿気を除去することで、ウィルスが生存しづらい環境作りができます。
また、近頃は「マイナスイオン」効果が付加されているものもあり、更にウィルスを寄せ付けない部屋にしておく事ができます。
2.除湿で風呂場のカビの繁殖防止
これも1と似ていますが、風呂場に除湿機を置けばウィルスが繁殖しづらいようになり、カビの繁殖を防ぎます。
除湿機を部屋に置くよりも、風呂場に除湿機を置いて部屋内の扉を開放しておけば、家中の湿気対策になりそうですね。
3.洗濯物の部屋干しに除湿機は効果あり!
除湿機で湿気対策をすれば、梅雨の時期でも安定して部屋干しが出来るようになるんです!
どうしても洗濯物が乾かない時は除湿機に頼ってみては?
でも、一般的に除湿機って、部屋の湿気を取ってくれるだけのものですよね?
家の中で過ごしやすくなったり、家の老朽化を防いだりと・・・この時期大活躍ですが。
いえいえ、
洗濯物を部屋干しする際にも、十分利用できちゃうんです!
部屋干しの一般的な方法として知られるのは、扇風機の風を当てるなどのあまり効果が薄いものばかりです。
だって、湿気のある風を当てても洗濯物が乾きにくいのは当たり前ですから・・・。
しかし、除湿機で部屋の湿気を取り除けば、部屋干しの効果はグンッと急上昇します。
しかも注目すべきは、
電気代(ランニングコスト)が対して掛からない事です。
エアコンにも除湿機能がありますが、電気代を考慮すると除湿機単体で準備しておくほうが、
電気代(ランニングコスト)も掛からず元はすぐに取れるでしょう。
そしてこれは裏技ですが、新聞紙を使うという技があります。
部屋干しした洗濯物の下に敷いておく、または丸めて置いておくだけで「除湿効果」があります。
だまされたと思ってやってみると、その効果のほどに驚くと思いますよ。
今年の夏は除湿機で部屋干し効果を上げて、尚且つ新聞紙で除湿を極めてみてはいかがでしょうか?
以上、除湿機を使うことで得られるメリットを紹介しましたが・・・。
除湿機の除湿方法の違いによって、実は3つのタイプに種類が分けられるんですよ。
そこで、除湿機にまずはどんなタイプがあるのか。
各タイプのメリット、デメリットを交えて説明していきます。
・コンプレッサー式
エアコンの除湿機能と一緒の方法を取り入れたタイプです。
空気を冷やして空気中の湿気を水滴に変え、除湿をおこないます。
【メリット】
除湿能力が高い。
消費電力が少ない為、コストパフォーマンスに優れる。
メジャーなタイプなので、付加する性能も種類が多い。
【デメリット】
除湿機自体が大きく、移動が大変。
作動音や振動が大きい。
冬場の使用時には、除湿機能が低減してしまう。
・ゼオライト式(デシカント式とも言う)
ジメジメした空気を乾燥剤に通らせ、そこで湿気を取る方法。
乾燥剤にシメらせた湿気は、内臓のヒーターで温めて水滴にして除去します。
【メリット】
作動音や振動が少なく、夜間での使用も可能。
冬場に使用しても安定した除湿機能が期待出来ます。
除湿機本体にコンパクトなものが多く、移動がしやすいです。
【デメリット】
内臓ヒーターを使用するので、消費電力が多くコストパフォーマンスに劣ります。
内臓ヒーターの影響で、室温の上昇が多少見受けられます。(おおよそ3℃~8℃くらい)
・ハイブリッド式
上記2つのタイプ「コンプレッサー式」と「ゼオライト式」を融合したパワフルな除湿機。
両者の良いとこ取りをしている為、季節を問わずに安定した高い除湿効果が発揮されます。
【メリット】
梅雨の時期や冬の時期問わず、年中使える除湿機です。
2つの方式を切り替えて使う事ができるため、臨機応変な対応が可能です。
【デメリット】
2つのタイプを併せ持っている為、本体価格が高くなってしまいます。
重量も一番重いタイプなので、移動などが大変です。
除湿機にはこの3つのタイプがあります。
各タイプのメリットとデメリットを理解して除湿機を購入する参考にして下さいね。
そしてその他にも、選ぶ際のポイントというものがあります。
除湿性能で選ぶ
一番見なくてはいけないところがコレですね。
使用する部屋にあった性能を選ぶ必要があります。
カタログや説明書などに、畳数で「〇畳まで除湿出来ます」という記載があるはずので、確認しましょう!
また、1日に何リットルの水分を除湿できるかを示した数値があり、
一般的には6リットルから18リットルの間くらいですが、この数値が大きいほど除湿性能が高くなります。
部屋干し目的や、部屋を早く除湿したいという場合は、余裕をもった除湿性能の物を選びましょう。
付加機能で選ぶ
・冷風機能
除湿機本体から冷風を出す機能です。
あくまで一時しのぎの機能で、背面からは温風が出てきます。
よって、部屋の温度は上昇します。
・衣類乾燥機能
部屋干し用に調整された機能です。
高いものだと、洗濯物の乾き具合を自動認識して効率よく乾かすようなものまであります。
・空気洗浄機能
良質なフィルターを使うことで、空気の汚れや臭いを取る機能です。
また、マイナスイオンを発生させて除菌効果なども付加する場合があります。
・カビブロック機能
除湿機本体にカビが発生しないように、内部フィルターが施されたものです。
本体の内部が乾燥しやすいような構造になっています。
・スポット乾燥機能
その名の通り、ピンポイントで風を送ることが出来る機能です。
一部を集中的に除湿したい時に効果的なものです。
・自動ストップ機能
除湿機には、湿気を水分に変えた後に貯めておくタンクがあるんですが、タンクがいっぱいになったら、水が漏れないように自動ストップする機能です。
また、温度&湿気センサーを内臓している種類もあり、部屋が乾ききったら自動停止するものまであります。
除湿機には、上記のような「部屋の除湿」以外の機能も色々付いているので、
自分の欲しい機能が付いているものを選ぶのがポイントです。
以上、除湿機は自分が納得のいった物を手に入れてくださいね♪